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病院薬剤師の一般的な研修は?

病院薬剤師は、大学を卒業した後に医療施設で働きながら研修を受けることができます。薬剤師としてのスキルアップはもちろんのこと、その研修で単位を取得していき、4年以内に40単位以上を取得すると「研修認定薬剤師」として認定されます。

この研修認定薬剤師を取得すると、病院内で医師や看護師との信頼性が上がり、最適な薬物治療を薬剤師が医師に提案する「処方提案」の場で自分の意見が通りやすくなるといったメリットが出てきます。チーム医療の考え方が台頭してきた今日においては、病院薬剤師の地位も上昇してきています。「研修認定薬剤師」として認められた立場であれば、チーム内での発言力や地位向上に役立つ資格と言えるでしょう。

では、病院薬剤師の研修とはどういったものなのでしょうか。大まかには調剤、注射・製剤、医薬品管理、DIなどの基本知識や技術を習得して、応用力を身につけることや、専門知識や技能、チーム医療での他職種との連携に必要なコミュニケーション能力を習得することなどが挙げられます。各大学病院や総合病院などで定期的に実施されている研修だけでなく、インターネット研修や講習会・研修会などがあり、大体2年間で一通りの研修を行います。

研修には、病棟カンファレンスや病棟業務、緩和ケアや注射液混合、医薬品情報や栄養サポート、感染対策、外来化学療法、薬剤師外来、治験、救急治療、新生児集中治療、院内製剤、在宅医療など多岐にわたります。これら病院内での業務や薬剤管理指導業務、病院薬局業務全般などを間近で体験し、より現場に即した業務を身につけていくことで、疾病に関する理解を深め、病院薬剤師としての個人のスキルアップにもつながっていきます。

さらに、多くの病院や薬局の内部を体験できるのもメリットです。また、東京や大阪などの都市部で最先端の医療や薬剤知識を学ぶことが出来るほか、糖尿病センターやがんセンターなど専門機関で専門的な知識を磨くこともできます。さらに、様々な研究者やほかの病院薬剤師の研修生と触れ合えることで見識を広げ、シリーズ講習や医療薬学公開シンポジウム、相談会や教育講座など様々な講習を受けることで幅広い医療の知識を身につけられるでしょう。

製薬会社などにはない、現場で学べる深みや、医師・看護師ら医療に携わる別業種の考え方、医療現場でのそれぞれの担う役割など必要な知識や経験を、病院薬剤師の研修で培うことができるのです。