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病院薬剤師の大学病院勤務は?

日本には薬剤師が30万人近くおり、その半分ほどが薬局、1/4ほどが病院や診療所に勤務しています。医薬品関係企業に勤めている人も同程度です。さらに、大学に勤務している人がいますが、これは全部で1万人にみたない数です。その内訳をみると、大学の勤務者が半分ほど、あとは大学院生や研究生で構成されています。

病院薬剤師が大学病院勤務をするとなれば、全体から見ると狭き門と言えます。しかし一方で、近年は薬剤師の数が増加傾向にあります。2006年から始まった薬学部の6年制のために、ここ数年は一時的に薬剤師の数が不足し、需要が非常に大きくなりましたが、今は着実に6年制を終了した学生が現場に供給されています。加えて、薬学部の定員数はここ数年の間に急増しています。このため、今後は薬剤師の受給のバランスが大きく変化していくことが考えられます。そもそも医療機関などでは薬剤師の人手不足が問題化していたために、今後は採用数も大きく増加していくと思われます。

大学病院で勤務する薬剤師については、例えば各大学の医学部付属病院で働いている人がいます。その他にも、がん専門薬剤師研修施設などで研修生として働く薬剤師もいます。薬学部が6年制になり、専門性が高まったこともあって、今後はこのような専門職につく薬剤師もどんどん増えてくるでしょう。一方で、4年制のときに薬剤師になった人が、転職によってこのような職場を目指す際には、6年制の学生に負けないほどの知識やスキルが必要になるでしょう。大学で長く勉強してきた人材は、スタートこそ遅れるものの、その後の可能性は広がっている状態です。ですから、現職の薬剤師が専門性を高めるために、大学院へ入って勉強し直すということも、今後は行われてくるでしょう。

大学の病院薬剤師の求人情報については、例えば求人情報サイトを利用するにしても、薬剤師専門の求人サイト、あるいは非公開求人として多く出回っている傾向があります。一般的に求人情報は、その専門性が高まるにつれ、非公開求人が増える傾向があるからです。そこで募集されている実際の業務内容について見ていくと、薬剤業務全般のほか、治験事務局員として働くものもあります。また、臨床試験プロジェクトなどもあるでしょう。いずれにしても、大学病院は治療の一方で研究という要素も大きく、最新の知識や機器に触れることができます。在籍するスタッフも優秀な方が多いです。将来的なスキルアップを目指すには、最適な職場といえるでしょう。